蓄電池の人気は、使用目的や需要によって異なりますが、
本コラムでは現在、一般家庭向けに人気の高い蓄電池について詳しく解説していこうと思います。
「ボトルで水を運ぶように」というコンセプトで誕生した可搬型バッテリー。
重さは約2.9㎏で寸法はW98×D115×H220、女性でも簡単に持ち運べスタイリッシュなデザインなので
フリーアドレスのオフィスや在宅勤務時の電源確保として導入されているケースが多くあります。
長期保存のためのスリープ処理機能(1年に1回の充電で長期間保管可能)も搭載されており、非常用電源としても活躍します。
引用元:https://www2.panasonic.biz/jp/energy/chikuden/e-block/feature/
この商品は1500VAの高出力で蓄電容量も3.5kWhの大容量です。
屋内設置型でキャスター付き(W625mm×H598mm×D240mm)なので、レイアウト変更時の移動もラクに行えます。
深夜の電気料金が安価な時間帯に充電ができるタイマー機能が搭載されており、家計の手助けにもなりますね。
引用元:https://www2.panasonic.biz/jp/energy/chikuden/lineup/stand_alone3_5/
停電時には以下の機器を約13時間使用することができます。
※接続機器は合計1.5kVA以内(およそ1.5kWに相当)でご使用ください。
※使用できる時間は機器の消費電力や使用条件により異なります。
※接続できない機器もあります。
引用元:https://www2.panasonic.biz/jp/energy/chikuden/lineup/stand_alone3_5/
■ パナソニック 【 創蓄連携システムS 】 【 創蓄連携システムS+ 】
この商品の一番のポイントはHEMS注1を活用し、太陽光発電設備で発電した電力と蓄電池に貯めた電力とを上手く連携させ、
電力の使用量に合わせてエネルギーをかしこくマネジメントしてくれるところです。
他にも電力会社の料金プランに合わせたタイムスケジュールで自動運転を行ったり、
気象警報と連動して警報が発せられた場合には、自動で充電モードに切り替えて運転を行うことが可能になります。
さらに!さらに! 【 創蓄連携システムS+ 】 では、蓄電池容量をくらしや設備に合わせて選ぶことができます。
例えば、新築購入をきっかけに蓄電池導入も併せてお考えのお客様であれば、
一旦は、停電時の備えとして3.5kWhの蓄電池ユニットを購入し、
卒FIT注2を期に自家消費を見越してもう1台増やしてみるのもいいかもしれません。
注1:Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略です。
エネルギーをエネルギーを見える化し、家電、電気設備を最適に制御するための管理システムです。
注2:FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)による固定価格買取制度の期間が満了した発電設備のことです。
引用元:https://sumai.panasonic.jp/chikuden/sochiku/system/s_plus.html
住友電工のPOWER DEPOはパワコン一体型設計となっており、工事が簡単でスッキリとした見た目が人気の蓄電池です。
POWER DEPOⅣは業界最小最軽量クラスのサイズで屋内設置も可能で、
ライフスタイルに合わせて2台設置も可能でスペースにお困りの方にもおすすめの蓄電池です。
【 POWER DEPOⅣ・H 】 は12.8kWhの大容量蓄電池で、太陽光発電システムと組み合わせて余すことなく充電することが可能になります。
停電時も高出力の6.0kVAとなっており、全負荷で200Vも対応可能なため、家中丸ごとのバックアップも可能です。
一体型でパワーコンディショナーが必要なく直流配線も少なくてすむので外観がスッキリしており、家の景観を損ねません。
さらに、業界最長15年の機器保証と『見守りサービス』が付帯(通信料、通信設備は別途契約)します。
『見守りサービス』とは、インターネットを介して蓄電池の稼働状況を常に見守ってくれており、万が一の事態にも安心できるサービスです。
引用元:https://sumitomoelectric.com/jp/products/powerdepo/h
シャープと言えば、プラズマクラスター搭載の空気清浄機や液晶テレビが有名なイメージですが、実は太陽光発電システムもスゴイんです。
例えば 【BLACKSOLAR ZERO】は国内のみならず、海外からも人気を集めており、
黒を基調としたデザインで屋根に美しく調和することから2021年度 のグッドデザイン賞を受賞しました。
変換効率が世界最高となる32.65%と高く、意匠性も高いことから、
2016(平成28)年には、日本国内で設置件数が全国1位になっています。
そのことから、FIT制度の終了と共に同じ会社の蓄電池を選ばれる事も多いです。
≪ 消費電力量と設置場所に合わせて5種類のラインナップがあります ≫
4~6kWhのコンパクトタイプが1種類。
6~8kWhのミドルタイプで屋内用と屋内外兼用が各1種類。
8kWh以上の大容量タイプにはEV連携型とそうでないものが各1種類。
ミドルタイプの6.5kWhを後から増設して大容量タイプとして使用することもできますよ。
米国の電気自動車メーカー、テスラが開発したリチウムイオンバッテリー蓄電池です。
高い容量と高性能で、太陽光パネルと組み合わせることで自宅での自給自足が可能になります。
デザインがシンプルかつコンパクトで、様々な住宅のデザインを邪魔しません。
専用アプリで制御するシステムも特徴的です。
韓国の電子機器メーカーで、LGが製造するリチウムイオンバッテリー蓄電池です。
高い信頼性と耐久性、コンパクトなサイズが特徴で、一般家庭向けから商業用、産業用まで幅広い用途に対応しています。
日本の電機メーカー、パナソニックが開発したリチウムイオンバッテリー蓄電池で、
一般家庭向けから商業用まで幅広い用途に対応し、高い安全性と耐久性が特徴です。
高性能のリチウムイオンバッテリーを使用しており、太陽光発電システムと組み合わせることで、自宅の電力自給率を高めることができます。
また、停電時にもバックアップ電源として使用できます。
コンパクトで壁掛け式のデザインが特徴で、インテリアにも馴染みやすく、設置スペースの制約がある場合でも取り付けが可能です。
また、多様なサイズや容量のバッテリーユニットを組み合わせることで、ニーズに合わせたシステム構成が可能!
さらに、高い耐久性を備えており10年間の保証期間を設けています。
本コラムでは、国内外で代表的なメーカーをいくつか挙げてお伝え致しましたが気になる商材は見つかりましたでしょうか。
各メーカーにより特徴は様々です、みなさまのご家庭にぴったりの蓄電池を探す参考に成りましたら幸いです。
蓄電池の購入、設置を検討されている、選び方に不安をお持ちの方は ぜひ一度小川電機にご相談ください!
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